平成26年度越後白雪茸研究会
平成26年7月25日、新潟市中央区のホテルイタリア軒にて、第5回越後白雪茸研究会が開催されました。
座長には金沢大学理工研究域自然システム学系教授の松郷誠一氏をお招きし、越後白雪茸研究会会長の小西徹也氏の挨拶で研究会が始まりました。
学術討論では、新潟薬科大学応用生命科学部教授の佐藤眞治氏、同じく新潟薬科大学薬学部教授の渡辺賢一氏、さらに神戸大学医学部附属病院薬剤部教授の平井みどり氏による研究報告と、京都菌類研究所所長の山中勝次氏に招待講演を行っていただきました。
金沢大学理工研究域自然システム学系教授 松郷誠一氏
越後白雪茸研究会会長
小西徹也氏
研究報告「越後白雪茸の体重増加抑制作用」
新潟薬科大学 応用生命科学部 教授 佐藤眞治氏
ラットのエサに越後白雪茸を混ぜて体重や内臓脂肪量にどのような効果があるか研究した結果、越後白雪茸を混ぜていないラットよりも体重や内臓脂肪量が少ないことが判明しました。佐藤先生はメタボ抑制効果に期待できると発表しました。
▽研究報告の模様(抜粋)
研究報告「“蘇りレスベラ”の基礎的検討」
新潟薬科大学 薬学部 教授 渡辺賢一氏
ラットに発生したアトピー性皮膚炎に対して“蘇りレスベラ”を与えた場合、効果があるかどうか研究しました。その結果、マウスへ“蘇りレスベラ”を飲ませた場合、炎症の改善が見られたということです。
▽研究報告の模様(抜粋)
研究報告「越後白雪茸の高齢者への健康科学評価」
神戸大学医学部附属病院薬剤部 教授 平井みどり氏
高齢者を中心とした地域医療に健康食品を活かせないかと、マイコロジーテクノの健康食品愛飲者のアンケートを実施・分析した結果を報告していただきました。
▽研究報告の模様(抜粋)
招待講演「きのこの新しい利用法の探索」
京都菌類研究所 所長 山中勝次氏
新潟産の機能性素材の一つである越後白雪茸の健康効果に着目し、その成果を広めるとともに人々の健康に役立つ利用法についてお考えのことを講演していただきました。
▽講演の模様(抜粋)
学術討論後に懇親会を開き、新潟薬科大学学長の寺田弘氏、山形大学農学部名誉教授の貫名学氏、新潟医療福祉大学学長の山本正治氏をゲストに招いて、研究者約20名ほどでさらに情報交換と議論を深めました。
新潟薬科大学学長 寺田弘氏
山形大学農学部名誉教授 貫名学氏
18.12.26第16回日本機能性食品医用学会ランチョンセミナーで越後白雪茸の研究報告を行いました。
18.10.24越後白雪茸の論文が世界的に認められました
18.10.17平成30年度越後白雪茸研究会を開催